厨房機器の高価買取を実現するには?高く売れやすい機器やブランドについて

この記事では、「高く売れる可能性の高い厨房機器」「高く売れる厨房機器のブランド」について詳しく解説しています。また「買取不可とされた厨房機器の処分法」についても解説していますので、ぜひご一読ください。

厨房機器の買取を考える際には「どんな厨房機器が買い取られやすいのか」「どのブランドが売れやすいのか」といった「買取についての基本」を押さえておく必要があります。そこで今回は「高く売れる可能性の高い厨房機器」「高く売れる厨房機器のブランド」などについて解説していきます。

高く売れる可能性の高い厨房機器

厨房機器には、数多くの機器が含まれており、中には高価買取となりやすい機器も存在しています。ここでは、高価買取になりやすい機器として
・製造年数が最近できれいな厨房機器
・冷蔵庫やガステーブルといった機器
以上の2つを解説していきます。

製造年数が最近できれいな厨房機器

これは厨房機器に限らずどんな製品にも言えることですが、基本的に最新機器ほど性能が良く人気であることが多いです。そのため、製造年数が新しく、新品に近いほど高価買取にも期待が持てます。具体的な基準として挙げられる「高価買取につながりやすい年数」はおおよそ「製造から5~7年以内」です。

「少しでも高く売りたい」という場合には、可能な限り早く売ることが重要になってきます。もし使わない厨房機器が手元にある場合には、そのまま放置しておくとどんどん価値が下がっていくため、少しでも早く査定に出しましょう。

また、厨房機器は作りが頑丈なうえ、高額な機器が多いです。そのため、買取でよく聞く家電などとくらべ、型落ちしていても値段がつくケースが多いですので、自分で判断せずに一度査定だけしてみることをおすすめします。

冷蔵庫やガステーブルといった機器

当然ながら、飲食店の種類によっても扱う厨房機器には違いがでます。しかし
・冷蔵庫
・ガステーブル
といった機器は例外です。特に冷蔵庫はどんな業種であれ必需品ですし、ガステーブルは氷菓を売る店などを除けばほとんどの店に必要です。そのため、需要が安定しており高く売れやすくなっています。

また
・ガスレンジ
・コンロ
・シンク
・食器棚
といった機器も中古の中で需要が高い部類であり、高く売れやすいです。上記に挙げた厨房機器が「不要になった」「余っている」という場合には、まとめて査定に出してみることをおすすめします。

買取不可とされた厨房機器の処分法

買取業者と言えど「すべての商品を買い取れる」というわけではありませんので、当然ながら買取不可な機器も出てしまいます。

ここでは「査定に出したが買取不可になった」という場合の処分方法として
・粗大ごみとして処理をする
・業者に処理を任せる
以上の2つを解説していきます。

粗大ごみとして処理をする

この方法は厨房機器の種類によって使えるかどうかが変わるため注意してください。この方法が使える機器は「一般家庭用の物」に限られます。そのため、業務用機器には使えません。業務用機器は「事業ごみ」と呼ばれる分類であるため区分には注意しましょう。

粗大ごみとして処理する場合には
・回収業者へ依頼する
・行政に届け出をし回収してもらう
といった2パターンが考えられます。

もし
・一般家庭用のコンロを使っている
・製氷機などが一般家庭用のものだった
といったことがあれば、行政のルールを確認し粗大ごみとして捨てるようにしてください。

業者に処理を任せる

中古買取業者の中には、査定後に買取不可となった厨房機器の回収を行っているところもあります。そのため「査定後に処理も依頼でき一石二鳥」ということがあります。

ただし注意点があり、それは
・処理料金が別でかかる場合があること
・処理には行政による許可が必要なこと
などです。

多くの場合、買取不可品の処理依頼には手数料がかかります。ただし、買取が可能な商品があれば一緒に引き取ってくれるケースもあるため、もしもが心配な方はそうした特典付きの業者を選んでください。

また、事業ごみの廃棄物処理には行政による許可が必要となってきます。そのため、しっかり許可を持っているか確認したうえで業者を選んでください。もし許可のない業者へ依頼してしまった場合には、依頼者側が罪に問われることもありますので注意しましょう。

高く売れる厨房機器のブランド

ここでは厨房機器の中でも人気があり、高く売れやすいブランドを3つ紹介していきます。

1, マルゼン

マルゼンは
・病院
・福祉施設
といった施設などを中心として使われている「業務用厨房機器」の専門メーカーです。

ガスレンジや調理台といった定番機器だけでなく、全自動の機器開発も行っています。1つで焼く、煮る、蒸すを行える万能オーブン「スーパースチーム」が有名です。

2, タニコー

タニコーは業務用厨房機器だけでなく、一般家庭用キッチンの開発なども行っているメーカーです。機器の開発や販売だけでなく、厨房のコーディネート事業なども展開されており、フルオーダーのレンジ製作なども手掛けています。

3, ネスター

ネスターは
・熟成用乾燥庫
・シンク一体型瞬間冷水機
といった「一体型」の厨房機器を中心に提供しているメーカーです。

ほかにも、油や焦げ付きまでしっかり落とす「全自動食器洗浄機」などがあります。専門的な機器が多く、業務の円滑化を図る機器を提供しているという特徴がみられます。

高価買取につながる業者選びのポイント

高価買取につながる業者選びのポイントとして挙げられるのは「買取強化商品の有無」です。

近年では「買取強化中」とうたっている買取業者がよく見られるため、そこに対しピンポイントな商品を持っていくというのは「高価買取」につながりやすいです。多くの場合、ホームページなどから確認が可能であり、種類の内訳も記載されています。そのため、売りたい機器が買取強化中となっている業者を探してみてください。

注意点としては
・買取強化されている商品が一部の場合
・ホームページに誤りがある場合
などです。

中には「すべて強化中」ではなく「一部強化中」というケースもあるため、上記に挙げた通り事前に確認しておきましょう。

また、キャンペーンを頻繁に行っている業者の中には、まれに「買取強化は終わっているのに記載し続けてしまっていた」というケースがあります。ほとんどないケースではありますが、期間の記載などがあればしっかり確認してください。

壊れた厨房機器を売る場合のポイント

買取業者の中には「壊れていても買取できます」という業者が存在します。しかし「どんなものでも買い取り可能」というわけではないので、注意は必要です。注意点として主な点は「見た目」です。

査定の際には
・このまま出して売れるか
・再度使えるか
という点が見られています。

そのため、見た目がきれいだと「少しの修理で大丈夫そう」と思わせられるため、買取されやすいです。見た目だけでも整えると「意外と値がついた」などと売れやすくなります。そのため、へこみの有無や汚れの有無といった点をしっかり確認してください。

まとめ

「高く売れる可能性の高い厨房機器」「高く売れる厨房機器のブランド」などについては、お分かりいただけたでしょうか。業者によって買取には差が出るため、損や後悔をしないよう、しっかり比較検討をし高価買取を狙ってください。